■「デザイナーズマンション navi 」
(デザイナーズマンション探し)
デザイナーズマンションの多くは、好き嫌いが分かれる程の個性的なデザインや、普通のマンションを求める人からは「住みにくい」と言った評価を受けるような仕様(例えばガラス張りの浴室等)が逆に売りになっていたりしますが、敢えて他人とは違う個性的なライフスタイルや執務環境を整えたいというニーズを強く持ったクリエイティブな方々には、これほど都合の良い物件はありません。
しかし、こうしたデザイナーズ物件は個性的であるがゆえに、エリア限定で探すのは困難ですし、気に入った物件を探しあてるまで全ての物件を内覧して回ることも困難です。
そこで、多くのデザイナーズ・ファンの方はネット上で物件情報収集をした上でいくつかに絞り込んで、実際に内覧して探す、というケースが多いのではないでしょうか。
(デザイナーズマンション、デザイナーズハウス探しの事前知識をご提供)
そこで、このサイトでは物件検討前に必要な基礎知識を収集できるように、デザイナーズ物件に関する様々な情報をご提供して参ります。
(デザイナーズマンション探しは素早い決断を)
最近は魅力的なデザイナーズマンションの供給が増えてきたため、どれが良いか目移りしてなかなか決められないという方もおられるかもしれません。
しかし、同じような物件は2つとないのがデザイナーズマンションです。
一見数が多いように見えるデザイナーズも、気に入ったデザインと賃料、エリアが合致する物件となると意外と少ないのがデザイナーズです。
しばらく空室が続いていたような物件が、いつの間にか契約済みで満室になっていたということがよくあります。
お気に入りの物件が空室になるのを気長に待つなら別ですが、お急ぎであれば思い立った時に素早く探して決断する必要があります。
■デザイナーズマンションとは
建築家のこだわりあるビジョンを実現させた住宅を指すことが主流のようですが、厳密な定義はありません。
こだわりの一環としてイメージされやすいのが、「コンクリート打ち放し」だったり、「ガラス張り」のバスルームであったり、「螺旋階段」や「ダウンライト」であったりします。

(コンクリート打ち放し・螺旋階段・ダウンライトの部屋)

(ガラス張りのバスルーム)
一般のマンションではあまり見られないこれらの個性的なつくりは、建築家のライフスタイルへの思想が表出したものなのです。
そこで、当サイトでは次のように定義づけることと致します。
・狭義のデザイナーズマンション=特に見た目のデザインが個性的なマンション
・広義のデザイナーズマンション=特定のライフスタイルにマッチさせた「こだわり」あるマンション
いずれにしても、普通の住宅が万人向けで最大公約数的に好まれる様式、設計であるのに対して、デザイナーズと呼ぶ物件はユーザー・ターゲット像を絞り込んで設計された住宅と言うことができます。
日本語化した「デザイン」という言葉は、見た目の芸術性、美術性という意味で使われることが一般的なため、狭義のデザイナーズマンションのみをデザイナーズとして扱っているケースが殆どですが、当サイトでは「デザイン=設計・計画」としてとらえ広義のデザイナーズ物件も含めて幅広くご紹介して参ります。
■デザイナーズマンションの再定義を
建築において「広義のデザイン」と言わなければならない状況とは実は嘆かわしいことです。
「デザイナーズマンション」というジャンルが確立がされてしまった段階であればこそ、これからは「デザイナーズマンション」というと、何か一風変わったマンション、のように誤解されて広まりつつある状況を再定義すべき時代が到来していると思います。
デザインマンション=見た目にこだわったマンション
デザイナーズマンション=建築家やデザイナーがデザインしたマンション
だとすると、全てのマンションは建築家やデザイナーが必ずその人なりに見た目にもこだわって作っているはずなのです。
では、特にデザイナーズマンションと銘打つのはその建築家やデザイナーがそれなりに有名な人の場合のみを言う、と定義すると、どこからが有名な人なのか、という曖昧性に切り替わってしまいます。
また、特定の人に向けたデザインの物件をデザイナーズマンションと定義すると、個人の注文住宅などは、全て「デザイナーズハウス」ということになってしまいますので、これは正確に言えば、「カスタマイズ・ハウス」とでも言うべきでしょうか?
そんな訳で、そもそも論を考える上で大切なことは、「デザイン」という言葉の再定義が必要だということです。
そこで、こちらのデザイン哲学に関するサイトをご覧下さい。
つまりインダストリアルデザイン(工業製品への応用美術)の世界では「デザイン」とは単に外形的形態や装飾等のみの美術を指す言葉ではなくて、その機能的要因と一体となってトータルな機能の一部を構成するもの、あるいはそのプロジェクトを指す言葉として認識されているのです。
住宅も製品である以上「デザイン」という言葉は単なる外形的装飾性のみを指す言葉であってはならないはずです。
つまり全ての住宅は、何らかのデザインをされた住宅であり、それを敢えて「デザイナーズ」と銘打つのは、すなわち「ハイクオリティ・ハイセンスなデザイン」の省略形である、と認識されるべき言葉、カテゴリでなくてはならないのです。
私はここで「デザイナーズマンション」という言葉に代わる良い言葉(例えば「ハイデザインマンション」などでしょうか?)を思いつかないので否定するつもりはありませんが、世間一般的に「一風変わったマンション」などという誤解されたカテゴリではなく、「ハイクオリティなデザイン」のマンションのことだと誰もが認識する時代を作りたいと考えています。
そして、その「デザイン」という言葉も当然ながら「機能性」を含んだ上でのハイクオリティであると認識してもらえる時代になって欲しいと思います。
もしそんな流れの中で何か新しい用語が生まれたなら、多くの一般人まで「デザイン」という言葉が持つ本当の意味が広く浸透した時代と言えるかもしれません。
■「デザイナーズマンション」にかわる新しい言葉?
少しだけ新しい言葉を考えてみました。
ハイクオリティなデザインとは
1.ハイセンスで心地良いデザイン
2.機能性(環境に優しいことやセキュリティが高いことも含みます)が高いデザイン
3.多数の人に支持され時代を超えた普遍性あるデザイン
(特定の人だけに向けたデザインを否定はしません。それも大切なことです。)
という3要素を満たすデザイン、と定義すれば「3つのD」ですから最近流行の3Dに因んで「3Dマンション」なんていうのはいかがでしょう。
3Dが一般化すると古くさい言葉になりそうですから、あまり普遍性が感じられませんね。
では、先ほどの「ハイデザイン・マンション」や「グッドデザイン・マンション」はどうでしょうか?
こうなると、誰がどういう基準で「グッドデザイン」だと認定するのか?ということで、たぶん供給する側からすれば、皆が「うちのはグッドデザインマンションだ!」と言うに決まっています。
それを排除しようとすると例えば、「グッドデザイン賞」を受賞したマンションとかだけに許される言葉とかになってしまいますね。
私ごときの古くさい頭では難しいのであきらめますが、こう考えると「デザイナーズマンション」なんていう曖昧な言葉も、それなりに良い言葉なのかもしれません。
言葉は何でもいいですから、要は世の中の認識を変えられればいいということで、結論とさせて頂きます。